前提

この前提としてはfreeeの請求書の機能を利用しておらず、かつ、売掛金の入金を収納代行会社などを利用しているケースになります。

freeeを使っていて、売掛金の残高管理に取引先設定をしている会社は多いかと思います。

しかし、売掛金の収納代行サービスなどを利用している場合、そのサービスを利用していただいている取引先の入金額の合計額から収納代行手数料を差し引いた金額が入金されてきます。

そうすると、複数の取引先からまとまって入金されてくるので「取引先」の項目に何を入れようか迷ってしまうこともあるかと思います。

今回は、このような場合の売掛金の管理の方法について考えていきます。

考えられるやり方

ひとつめは、入金時に売掛金の入金とせず、「仮受金」か何かで処理して、「振替伝票テンプレート」を作成して全ての取引先に振り替えていく方法

イメージとしては、こんな感じ

毎月定額の入金ならいいかもしれないが、できれば「仮受金」「仮払金」のような勘定科目は使いたくないという方もいると思います。

ふたつめは、売掛金の入金時に収納代行会社を「取引先」として設定し、振替伝票で各取引先に振り替えていく方法

イメージとしてはこんな感じです。

やり方は、1つ目と同じで入金時の科目を「売掛金」に変えただけなので振替伝票を作るということに変わりわなく、出来れば振替伝票自体を作りたくないという方がほとんどではないでしょうか?

3つ目は、売掛金の管理に「取引先」を設定せず、「品目」や「部門」で代用するという方法です。

イメージ的にはこんな感じです。

振替伝票であれば1つの取引に対して複数の取引先を登録できますが、自動で経理であれば1つの取引に1つの取引先しか登録できないため、それならば取引先で残高管理するということは諦めて、「品目」や「部門」で管理すれば、このような問題も解決出来ます。

ただ、この方法はfreeeの請求書の機能を利用している場合には逆に使い勝手が悪くなります。

freeeの請求書を利用している場合には、取引先の登録は必須になっており、かつ、売掛金に「品目」をつけるということが出来ないため、品目で管理するという方法が出来ないためです(出来ないというか取引先で管理するものと品目で管理するものとに別れてしまう)。

どれがベストか?

今回、freeeで取引先を使わずに品目で管理する方法をお伝えいたしました。

しかし、この方法がベストか?と問われるとなんとも言えないものがあります。税理士事務所から見れば、その後の申告書を作る際にfreeeの仕訳データを他の税務ソフトと連動している会計ソフト(例えばJDL)などに取り込んで勘定科目内訳書などを作ることを考えれば、通常の使い方のように取引先で管理したほうが良いということもあります。

ただ、freeeを利用するのは中小企業の方々であることを考えれば、管理できるのであれば取引先で管理しようと、品目で管理しようとどちらでも良いのかなと思います。

是非、参考にしてみてください。