
税理士を乗り換えようと思って、いろんな税理士のホームページを見ているんだが、いろいろありすぎて判断迷うよな。

ええ、書いてあること全て真に受けてよいかもわからないですしね。

どういうことだ?

どうしてもホームページ上だと誤解を招くような表現であったり、ホントかウソかの確認が出来ないような内容も書かれていたりしますので。

どんなところが?具体的に教えて!

例えば、「お問い合わせいただいた方の成約率100%」とかありますね。

成約率100%!良さそうじゃないか。よっぽどいい事務所なんだろうな。

でも、社長。「成約率100%」なんてどうやって確認するんです?

言えば契約書か何か見せてもらえるんじゃないのか?

個人情報にも関わることなんで、見せることなんて出来ませんよ。

じゃあ、どうやって確認するんだよ(怒)!!

確認なんて出来ないんです。つまり、実際には成約率が10%だったとしても100%と言ってしまうことは可能なんです。

ひでーな、そりゃ。言ったもん勝ちじゃねーか。

まあ、ここまで極端な誇張はないと思いますけど。
あと「融資成功率〇〇%」や「お客様の解約率0%」などというのも見かけますね。
あと「融資成功率〇〇%」や「お客様の解約率0%」などというのも見かけますね。

確かに言われてみると怪しーな。確認しようがないことについては、全て鵜呑みにするのは危険だな。他には?

あとはそうですね。「No.1」とか「一番」という表現はどんなイメージですか?

そのままじゃないか。1番っていったら一番いいんだよ。

何が一番いいんです?

売上かなんかじゃないのか?

税理士事務所で売上などの財務を一般に公開している事務所って、僕は知らないですよ。

じゃあ、顧客満足度とか?

社長さん、そんなにいろいろな事務所に仕事を依頼されているんですか?

いや。常に同じところに頼んでるけど。

そうですよね。多くの社長さんがいろんな税理士に仕事を頼んで、どの税理士が一番満足度が高いかなんてアンケート取りようがないんですよ。

じゃあ、1番って?

あやしいですね。たまに税理士紹介会社が行ったアンケートで1番になったなんてことを強調されている方もいらっしゃいます。この場合はウソではないのでしょうけど。

ただ、ほとんどの税理士は紹介会社は利用されていないので。

そもそも、
「税理士会員の業務の広告に関する運用指針 」では、過度な期待を抱かせるような広告は禁止されているんです。
「税理士会員の業務の広告に関する運用指針 」では、過度な期待を抱かせるような広告は禁止されているんです。

そうなのか!

ええ。ただ、No.1だとかの表現は結構グレーなんじゃないでしょうか。

まだあるか?

そうですね、料金的なこともお伝えしたいのですが、これはまた次の機会に。

おお、そうか。

税理士のホームページを見る上でのポイントは
・「〇〇率100%」など、証拠が提示できないような内容については鵜呑みにしない。
・「No.1」や「一番」など誇張するような表現は信用しない。
とりあえず、この2点を意識してみてください。
・「〇〇率100%」など、証拠が提示できないような内容については鵜呑みにしない。
・「No.1」や「一番」など誇張するような表現は信用しない。
とりあえず、この2点を意識してみてください。

おお、わかった。
続きの話も早めにお願いな。
続きの話も早めにお願いな。

わかりました。